お花で癒しとこころにゆとりある暮らしを


by Flora-yui
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

2009年 11月 14日 ( 1 )

炭 ~Part 1~

こんにちは、hana日和です。
9月に炭とお花のコラボで2年ぶりに作品展がありました。
実は、今年7月に炭焼き体験をして色々と自然について勉強してきました。
作品展を取り上げる前に【炭】とそれに関わる日本の森林
についてご紹介したいと思います。
e0099614_2012258.jpg


岐阜県恵那市にある田舎の旧小学校を宿泊施設に改装されたところで
炭焼き職人さんに、炭焼体験を通して教えてもらいました。
長くなりますが、日本の環境にとって大事なことなのでしっかりと書いてます!

まず、【炭】ときいても消臭効果があるということ位しか知らず、
生活で使うことってないですよね。

でも、電気やガスがない昔の日本は、
炭が生活で大事な火の役割を果たしていました。
木を切って炭にしてしまうのは、自然を破壊しているのでは?
と思っていましたが、実は自然を守る役割があったのです!

日本が高度成長期に入るとたくさんの家具を作る為に、
政府は落葉広葉樹を切り倒し、常緑針葉樹である杉やヒノキをたくさん植えました。

その木々が生長した頃には西洋の生活スタイルに切り替わり、
炭や箪笥が使われなくなっていきました。
つまり、木を植えたはいいが、使われずどんどん成長していったのです。
今では花粉症の原因になってますね。。。

昔の日本は広葉樹の森林が多かったそうです。

落葉広葉樹(桜、ケヤキ、カエデ、ブナなど)とは、
春になると新芽が出て、太陽で光合成で葉を生長し
秋になると紅葉し落ち葉で養分を作り、光をさす為に隙間を作ります。
山は40年かけて雨水をろ過しミネラルウォーターを作り、
私達の飲み水となっているのです!
更に落葉広葉樹は幹を切ってもまた生えるという逞しい木です。

では、常緑針葉樹(松、杉、ヒノキ、)とは、
年中常緑樹なので生長していくと間伐をしてあげなければ、
太陽の光が森林に行き届かず、下の枝からだんだん枯れていく。
更に、一度幹を切り倒すと新しい枝は生やさないのが特徴だそうです。
私達人間と同じ、一度きりの人生です。

そんな自然のサイクルを考えたことなかったので、とても驚きでした!

最近よく聞く、間伐(かんばつ)は、
混み合った針葉樹の山に太陽の光を通し、
元気に育てる為の必要な作業なのです。
間伐をしないと、樹木の生長が悪く、根が腐っていき枯れてしまいます。
家具として行き先のなくなった針葉樹の山々は今悲鳴をあげ
あと数年すると山は死んでいき未来の日本の水源は危ないのです!

と、炭焼職人のお話でした。
木を炭にしていくことで、自然破壊と未来の子供たちへ
綺麗な水を残してあげたいと話していました。

もともとはSEというとても環境とはかけ離れた仕事をしていた人でしたが
今では大自然の中で未来の子供達の為に働く姿はとても素敵でした。
e0099614_20384154.jpg


今では綺麗に整頓されて並んでいる山を見ると
人間の手で造られた山だという思いで見るようになり悲しいです。
大人も子供も一人でも多く大自然の中で、
現実を知ってもらえるといいのになぁって思います。
自分にも何かできることはないか考えてみたいと思います。
[PR]
by flora-yui | 2009-11-14 20:35 | Plants